担任と僕


僕の担任は、何の嫌がらせか3年間同じ人。
白髪天パで死んだ魚の目をしたヘビースモーカーの糖尿だ。
そう言ってしまうとロクでもない大人に聞こえるが、実際ろくでなしだ。
授業はまともにやらないし、つねに煙草を銜えてるし、体に悪いからヤメロ、って何回言っても常にいちご牛乳飲んでるし…
どうなっても知らないからな、僕!
腐れ縁だからってそんな責任とれないからね!

そんな担任だけど、イザと言う時はとっても頼りになる。
学校祭の時も、修学旅行の時も、銀八先生が僕等を助けてくれた。
興味なんか無いフリして、本当はちゃんと僕等の事見ててくれるんだ。

…実は良い先生なのかもしれない…

3年間担任で、結構一緒に居たけど、結局良くは分からない人だよね、先生。
僕がそう言ったら、

「男は少しぐらいミステリアスな方がモテるんだぞ?」

とか得意気に笑ってたけど…僕は銀八先生がモテてる所、見た事無いよ…
そう言って笑ったら、

「俺は好きなヤツにだけモテれば良いんだよ。」

とかカッコつけてた。
言い訳だよね、確実に。
なんか、チラチラ僕の方見てるし…
先生カッコ良いです!とか言って欲しいのかなぁ…?

「あー、かっこいーですー。」

僕が言ってあげると、満足したのかニヤリと笑う。

…こんな大人にはならないように気を付けよう…
ある意味、教師の鏡だよね、コノ人…


END